悩み(Aさん:年少のお子さんを持つ)
「子どもの発語が遅く、発音が不明瞭なのが気になっています。過去に重度の中耳炎で入院した経験もあるため、聴覚に問題があるのではと心配で、一度ちゃんと検査を受けさせたいのです。
ですが、かかりつけの小児科医は紹介状の作成に消極的で、『心配が増えるだけだよ』と言われる始末。療育センターの心理士さんにも相談しましたが、『後ろから呼んで振り向くから大丈夫』と取り合ってもらえませんでした。
親の直感を信じたいのに、どこへ行っても行き止まりです。どうすれば、子どもに必要な検査を受けさせることができるのでしょうか。」
体験談・アドバイス
ある専門家ママさん(心理師)
「そのお気持ち、よく分かります。紹介状をお願いする時は、伝え方を少し変えてみるのも手です。『先生のことは信頼していますが、私自身の不安を解消するために、一度だけ精密検査を受けて安心したいのです』というニュアンスで伝えると、相手の先生も無下にはしにくいかもしれません。また、数は少ないですが、紹介状がなくても受診できる専門クリニックもありますので、探してみる価値はありますよ。」
ある先輩ママさん
「発音の不明瞭さの原因は、聞こえの問題だけでなく、口の動きや認知面など様々なので、心配になりますよね。重要なのは、『小児聴覚』を専門とする言語聴覚士(ST)や医師に繋がることです。お住まいの地域の『言語聴覚士会』のホームページには、専門分野ごとに施設を検索できるリストが掲載されていることがあります。そうした公的な情報源を頼りに、専門家を探すのが近道かもしれません。」
同じ市に住むママさん
「私も同じ市で同じような経験をしました!灯台下暗しだったのですが、結果的に普段通っている療育センターで検査ができました。ポイントは、担当の心理士さんを通すのではなく、『医師の診察』を直接予約したことです。医師が必要性を判断してくれたことで、センター内の聴覚検査やSTの診察にスムーズに繋がりました。いつも利用している施設でも、相談する窓口を変えることで道が開けることがあります。」
補足ポイント
紹介状のもらい方の工夫
医師に紹介状をお願いする際は、「診断を疑っている」という対立的な姿勢ではなく、「親である私自身の不安を解消したい」という協調的なスタンスで伝えてみましょう。子どものためであると同時に、親の精神的な安心のため、という側面を強調することで、協力が得られやすくなる場合があります。
「灯台下暗し」をチェックする
普段利用している療育センターや発達支援センターに、実は医師が在籍していたり、専門的な検査部門があったりするケースは少なくありません。いつも相談している担当者とは別の、「医師の診察」や「医療相談」といった窓口がないか、一度確認してみましょう。
専門家を探せるWebサイトを活用する
闇雲に病院を検索するのではなく、地域の「言語聴覚士会」のウェブサイトや、専門家が作成した「こどもSTマップ」のような信頼できる情報源を活用しましょう。専門分野(例:小児聴覚、小児言語)で施設を絞り込めるため、より的確な相談先にたどり着くことができます。
紹介状が不要な専門クリニックという選択肢
どうしても紹介状がもらえずに困った場合は、紹介状なしで受診できる専門クリニックを探すのも有効な手段です。距離や費用の問題はありますが、セカンドオピニオンを得るための重要な選択肢となります。
まとめ
「うちの子、ちょっと気になるな」という保護者の直感は、何よりも尊重されるべき大切なサインです。専門家に取り合ってもらえない時、それは本当に frustrating で、孤独な気持ちになりますよね。
しかし、諦める必要はありません。伝え方を工夫したり、相談する窓口を変えたり、信頼できる情報源を使って自ら専門家を探したりと、道は一つではありません。
あなたのその直感を信じて、粘り強く行動することで、きっとお子さんに必要なサポートへと繋がる扉が開くはずです。


コメント