「療育でも絵カードを使うよう言われたけど、子どもが全然使ってくれない」という悩みを持つ親御さんへ。今回は実際のコミュニティでの体験談から、絵カード導入の具体的なステップをご紹介します。
体験談:絵本の指差しはできるのにカードで要求できない
絵本や図鑑を指差して発声はできるんですが、「絵カードで要求を伝える」ことが全然できなくて。今は意思表示が「泣く」だけなんです。
前提として「絵(カード)=実物と同じ意味」のリンクができていないと、カードは入らないんですよね。まずそこから始めましょう。
ステップ1:絵と実物のリンクを作る
絵カード導入の前提として「カードに描かれた絵=実物のあのもの」という認識が必要です。日常の中で実物を見せながら「これが○○だよ」と繰り返し確認する遊びを続けましょう。
ステップ2:「欲しいもの」で要求の成功体験を作る
まず子どもが「欲しい!」と思うものを少なめに用意して「ごはん🍚+ほしい🤲」のカードを作るんです。欲しがった瞬間にカードを見せて、親が「ごはん、ほしい」と復唱してから渡す。これを何度も繰り返す。ごはんに関心がない子なら、おやつや玩具でも代用できますよ。
ステップ3:「便利なカード」から始める
「ダメ」「待って」などの禁止系カードを最初に使いすぎると「嫌なカード」になってしまいます。まず「カード=自分の気持ちが伝わって便利!」という体験を優先しましょう。
別ルート:ジェスチャーから段階づけする方法
うちの子は「ください」のジェスチャーから始めて、音声→カードという順番で段階づけていきました。ジェスチャーが合う子もいますよ。
まとめ:絵カード導入の3ステップ
- 絵と実物のリンクを日常の中で確認する
- 「欲しいもの」のカードで要求→入手の成功体験を積む
- 「便利さ」を体験させてから禁止カードを少しずつ追加
