「療育先に『保育園の行事があっても休まないでほしい』と言われた。でも子どもには行事にも参加させてあげたい…」そんな板挟みで悩む親御さんは少なくありません。今回は、LINEコミュニティに寄せられた体験談をもとに、療育と園行事の優先順位の考え方を整理します。
体験談:療育先が「行事でも休まないで」というスタンス
お子さんが自閉傾向とDCD疑いで療育に通うAさん。療育先のスタンスは「保育園の行事があっても、できるだけ休まないでほしい」というもの。行事は午前中に集中していて、行事後に療育に行くのは現実的に難しい状況でした。
療育先は「保育園行事があっても来てほしい」と言うけど、子どもに無理させたくないし、行事にも参加させてあげたい。どう考えればいい?
優先順位は3つの視点で整理するといいですよ。①園での困りごとの強さ、②園で安定して過ごせているか、③療育の内容が実生活でどれくらい役立っているか、の3点です。
優先順位を判断する3つの視点
① 園での困りごとの強さ
今まさに「園での困りごと」が大きく、療育で直接そのアプローチをしてもらっている時期は、療育を優先する意味が強くなります。逆に園で比較的安定しているなら、行事を優先しても影響は少ないでしょう。
② 園で安定して過ごせているか
行事が多い時期は子ども自身も疲れやすくなります。不安定な時期はどちらか一方に絞ったほうが子どもの負担を減らせます。
③ 療育内容が実生活でどれくらい役立っているか
療育で学んだことが家庭や園での生活に直接つながっている時期は、継続性を保つために休まないほうが効果的です。「先週練習したことが今週家でもできた!」という手応えがある時期は特に大切にしましょう。
療育先とのコミュニケーションのポイント
- 休んだ理由(行事参加)を正直に伝え、その日の様子を共有する
- 行事で見られた成長や困りごとを療育先にフィードバックする
- 「行事と療育の両立が難しい時期」について正直に相談してみる
- 療育で成功体験が出たら共有し、次のアプローチに生かしてもらう
まとめ
療育と保育園行事のどちらを優先するかに正解はありません。3つの視点(困りごとの強さ・園での安定度・療育の実生活への役立ち度)で考え、子どもの気持ちや体力的な負担を最優先にしましょう。
