「下の子が熱を出して看病中なのに、上の子が『外に行きたい!』『抱っこして!』と荒れて、もう限界…」発達が気になる子を持つ保護者の方から、きょうだい同時看病の大変さはよく聞かれます。
今回は、発達に特性のある上の子と下の子の体調不良が重なったとき、どう乗り切るか——体験談から「親の体力温存術」をご紹介します。
こんな状況、ありませんか?
Aさん(保護者):「下の子が発熱して看病が必要なのに、上の子(5歳)が『外に行きたい』『遊んで』と荒れてしまって。叩いてくることもあって、睡眠不足で私自身も限界です。みなさんはこういう時どうしていますか?」
体験談:みんなの「乗り切り方」
Bさん(保護者):「テレビ(動画配信)に頼っていいと思います。親が倒れてしまったら本当にどうにもならないので、まず親の体力を守ることを最優先に。『今日は特別だよ』と最初に言ってから始めると、子どもも受け入れやすい気がします。」
Cさん(保護者):「テレビ電話で祖父母や知り合いとつないで、少しの間「相手してもらう」のも効果的でした。英語の動画を流すと『勉強になるかも』と思えて、罪悪感が少し減ります(笑)。」
Dさん(保護者):「余力があるときは『室内ピクニック』をしていました。レジャーシートをリビングに広げて、そこでご飯を食べるだけ。お弁当箱に詰めるとさらに喜びます。マンションならベランダで食べるのも非日常感があって気分転換になりました。」
「テレビに頼ることへの罪悪感」について
「テレビやゲームに頼っていいの?」と罪悪感を感じる方も多いと思います。でも、看病で親が倒れてしまうことの方が、子どもへの影響は大きいです。
こういう日があっても大丈夫。
「今日は特別」と宣言することで、子ども自身も「いつもと違う特別な日」として受け入れやすくなります。また、英語音声で見せるなど、「少し学習要素を入れた」という工夫が罪悪感を和らげることがあります。
発達が気になる子が「荒れやすい」理由
発達に特性のある子どもは、「いつもと違う」状況(ルーティンの崩れ、親が別の子にかかりっきり、外出できないなど)に特に敏感です。
荒れている行動は「わがまま」ではなく、「いつもと違って不安・混乱している」サインであることが多いです。「今日はいつもと違うよ」という予告と、テレビや動画などの安定した刺激で、不安を和らげてあげましょう。
体力温存のための「小さな非日常」アイデア
- 室内ピクニック:レジャーシートを敷いてリビングで食事。お弁当箱に詰めるとさらに特別感が出る
- ベランダ食事:外に出た気分になれて、少しだけ気分転換に
- テレビ電話:祖父母や知り合いにオンラインで「遊んでもらう」。親は横になれる
- 「今日は特別」宣言:ゲームやYouTubeを解禁する代わりに、「今日だけ特別」と明確に伝える
まとめ
- 親が倒れないことを最優先に。テレビ・動画・ゲームに頼ってOK
- 「今日は特別」と最初に伝えると子どもが受け入れやすい
- 室内ピクニック・ベランダ食事など「小さな非日常」で気分転換
- テレビ電話で誰かに相手してもらうのも有効
- 荒れるのは「わがまま」ではなく「不安」のサイン。予告と安定した刺激で和らげよう
