4月から情緒の支援級に入学することが決まった。でも、集団での行動の切り替えが苦手で、昼夜逆転気味で朝が起きられない。さらに2年後には転校も……。不安が次々と出てくる就学前夜のリアルな声と、それぞれへの対処法をまとめました。
「情緒支援級に入学予定。不安がいっぱいです」
4月から情緒の支援級に入学します。行動の切り替えが集団ではうまくいかないことと、昼夜逆転気味で朝早く起きられないことが悩みです。2年後には転居予定もあって、そこでの扱いも心配です。
悩み① 集団での「切り替えが苦手」
活動の終わりや移動のタイミングで気持ちが切り替えられない——これはASD・ADHD特性を持つ子どもに多く見られます。情緒支援級では少人数で個別対応をしてもらえることが多く、切り替えのサポートも手厚くなることが期待できます。
入学前に担任の先生と面談し、以下を伝えておくと安心です。
- どんな場面で切り替えが難しくなるか(活動終わり・移動・給食など)
- 家庭で効果があった声かけや視覚支援(予定ボードなど)
- 落ち着けるスペースや時間があると助かること
悩み② 昼夜逆転・朝起きられない
入学前から生活リズムを整えておけるとベストですが、なかなかうまくいかないことも。焦らず以下のことから少しずつ取り組んでみましょう。
- 朝日を浴びる——起床後すぐにカーテンを開けて体内時計をリセット
- 夜のブルーライトを減らす——就寝1〜2時間前からタブレット・スマホをオフに
- 起床時間を一定にする——休日も含めて同じ時間に起こすことで体のリズムが整いやすい
- 小児科や発達外来に相談——睡眠の問題が特性によるものか確認してもらう
悩み③ 転居後の学校で「扱いが変わらないか」不安
転居先の学校でも支援級の扱いが続くか心配、という声は多く聞かれます。ポイントは以下の通りです。
- 個別の指導計画・教育支援計画を現学校から引き継ぎ書類として用意してもらう
- 転居先の市区町村の教育委員会の就学相談窓口に早めに連絡する(転居の1〜2学期前が理想)
- 支援級への在籍は継続できるケースがほとんど
まとめ:「今の不安」は一つひとつ解消できる
切り替えの困難、昼夜逆転、転校の心配——どれも一気に解決しなくていいです。入学前に担任の先生とよく話し合い、少しずつ環境を整えていくことで子どもも親も慣れていけます。支援級という選択は、子どもが自分のペースで育てる環境を選んだということ。それは大きな一歩です。

