【体験談】絵カードは写真?イラスト?子どもに合わせた選び方と写真→イラスト移行のコツ

「絵カードを使ってみたいけど、写真がいい?イラストがいい?どっちを買えばいい?」絵カードを始めようとするご家族からよく聞かれる疑問です。

今回は、絵カードを使っている保護者の方たちの体験談から、写真とイラストの使い分けや、写真からイラストへの移行方法をご紹介します。

写真とイラスト、それぞれの特徴

写真の強み

  • 直感的に伝わりやすい(考えなくてもわかる)
  • 「実物と同じ」なので、初めての子にも理解しやすい
  • 病院や施設など、いつも行く特定の場所のカードには特に有効

イラストの強み

  • 汎用性が高い(「病院一般」として使いやすい)
  • 市販のカードが豊富で手軽
  • 視覚的に「概念」を学ぶ練習になる

体験談:どっちを使ってる?

Aさん(保護者):「視覚優位の子なので、身支度アイテムやよく行く場所の写真をカードにしています。実物と直接結びつくので、スムーズに使えています。」

Bさん(保護者):「最初に写真カードを印刷してフォトブックに入れて持ち歩いてみました。子どもに合うか確認してから本格的に使い始めました。今は写真とイラスト両方を組み合わせています。」

Cさん(保護者):「病院は医師のイラスト+先生の名前(「〇〇先生のところ」)という形にしました。直接すぎると不安になりやすい場所はあえて少し曖昧にする工夫をしています。施設のロゴで区別できることもあります。」

Dさん(保護者):「写真から始めて、写真カードの中に対応するイラストも一緒に入れるようにしました。『これとこれは同じ』と学んでから、徐々にイラストだけに移行できました。」

写真からイラストへの移行方法

イラストを使いたいけど、まだ理解が難しそう…という場合、以下のような段階的な移行が参考になります。

  1. まず写真カードで始める:実物の写真で「これはこれ」という理解を積み重ねる
  2. 写真+イラストを並べる:写真カードに対応するイラストを一緒に提示して「同じものだよ」と教える
  3. イラストだけに移行:十分に「写真とイラストが同じ意味」と理解できたら、イラストだけで使えるようになる

作り方・使い方のポイント

  • ひらがなを添える:まだ読めなくても「形」で認識することがあります。将来の文字学習にも役立ちます
  • まずは試してみる:フォトブックに入れて持ち歩くなど、簡単な方法でお子さんに合うか確認してから本格導入を
  • アプリも活用:スマートフォンアプリでも絵カードを作れるものがあります。写真とイラストを組み合わせることも可能です
  • 不安を引き起こす場所は工夫を:病院や苦手な場所は、リアルすぎる写真が不安感を高める場合も。あえて少し抽象度を上げたイラストが合う子もいます

まとめ

絵カードに「正解の形式」はありません。大切なのはお子さんがわかるかどうかです。

迷ったら写真から始めて、「合う・合わない」を試しながら調整していきましょう。療育の先生や支援者にも相談すると、お子さんに合った使い方のアドバイスをもらえます。

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